こんにちは。
コロナ禍においても成長が著しいIT業界。
そのIT業界でエンジニアとともに業界を牽引していくであろうと言われている
データ・サイエンティスト。私も興味があったので2年前に通ってみました。
そこで感じたことをお伝えさせて下さい。
まずは結論
教育産業だと思います。
5GやAI、IOTと叫ばれてる昨今。
日本経済新聞や広告で見ない日はないというぐらいの露出。
その情報を見て「通わなけばまずい、取り残される」と思ってしまいました。
本当は「思わされていた」のかも知れないですが。
強烈ですよね、これがマーケティングの力とでもいうのでしょうか。
この教育産業という巨大な営利団体の中の1つだったなという印象です。
どんなスクールだったのか
- いつ 2020年1月から2月、週末の土曜日に6時間の講義
- どこ 東京駅の近く
- 金額 約30万円
- どれくらい 20時間
- 使用したプログラミング言語 R言語
- 学んだ内容 統計学…k近傍法やサポート・ベクタ・マシン、ニューラル・ネットワークなど
機械学習…教師あり学習、教師なし学習など
データサイエンススクールで学んだこと
まずは、通っただけでは稼げない。
当然と言えば当然ですが。
転職でも使えないしそもそも現職でも生かすことはできなかったです。
R studioとかはダウンロードしてみたのですがダメでした。そもそもとっかかりがありません。
スクールに通っている方は企業からの派遣の方が多かったです。
考えてみるとそうですよね、30万円もの投資をするのは勇気が入ります。
今でこそこの金額をVTIにぶち込んでおけば倍くらいにはなったかもしれませんが
当時は投資といえば自己投資、学習投資の一択しか頭の中になかったので仕方がありません。
話を戻すと通学されていたのは40、50代の方も多くて企業の部長さんや執行役員の方もいました。
何名かの方とは名刺交換しましたが人脈が広がるということもありませんでした。
今でこそ知り合いを増やしておけばよかったと思いましたが
当時は一匹狼というか孤高を貫くという感じで。
所属している会社の名前を出すのも嫌だったんですよね。
時間管理が本当にきつかったです。
会社勤務で平日は朝7時に出社して20時に帰宅。
そのあとに3時間くらいの英語や会計の勉強。
また朝と晩は皇居の周りを走ってストレスを発散していました。
このスクールは土曜日6時間の集中講義でしたので本当にきつかったです。
時間の選択と集中そしてタイミングは重要だなと思いました。
講義の中で情報における倫理を習ったんのですが、このデータ・サイエンス業界は
まだまだ法律などが未整備の状態です。
なので今はまだ黎明期だと言われていました。
なので先行者有利の時代かな、と思いました。
ただ、データ・サイエンティストとして稼いでいないのでわかりませんが。
投資と自己満足の違いは
前者は稼ぎにつながる
後者は学びにつながる
ということかもしれません。
データサイエンススクールで失ったこと
お金と時間、そしてデータサイエンスが必須という風潮や考えです。
実際はそんなこと決してありません。
まずお金に関しては支払った30万円を回収していません。
投資対効果を1セットとして考えるならば0です。
そして時間も失いました。
もっと他のことに使うことができたのではないか、と思いました。
そして世の中の風潮に対して逆らうというか、自分なりの考えを持つことです。
これが良さそうだから、として動くのもいいのですが
「乗せられている」
のではなく
「乗っている」
という主体的な考えで行動に写す必要があると思いました。
今から振り返ると
30万円を使うならば全世界株式FTFか高配当株式に投資する。
そして資産(お金)が資本(利益)を生むような使い方をすればよかった。
どうしても、特に学習や勉強においては「使う」ことがメインになって
そこに満足してしまいます。
「同僚や先輩は車やバイクを買っている。そんな中私は学習に投資している」
なんて自己満足に浸っている。
確かに自己満足でもいいのですが「投資は自分に」という考え方が全てではないと思いました。
ただ1つの希望としては現在はまだ短期的にしかみていなくて
将来はこのデータサイエンスと自分の経験してきたことがつながり、
まさしく点と点が繋がって面になり
面と面が合わさって人々を喜ばせるサービスが作れたらと思います。
今回は以上です。
今後も毎日更新していきます。
ありがとうございました。
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