【258回】10年前に抱いていた東京勤務への思い

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今朝もランニング。そしてその後は体が熱っていてなかなか冷めなかった。ようやく落ち着いてきたのでブログをまとめている。今週は何があったか。一つは40歳を手前にして色々と焦っている自分がいる。この20年間、色々経験してはきたもののまだまだ自分の成し遂げたいことが全くできていない。

いや、全くできていないと言うわけではないが、叶ったものもあれば叶わなかったものもあると言った方がいいのか。

まずは叶ったものから。当時の自分を思い出してみたい。

  • 東京で働くこと
  • 経理で働くこと
  • 英語を話すこと
  • 海外出張を経験すること
  • 簿記2級を取得したこと
  • TOEIC735点を取得した頃
  • 資産が2,000万円を超えたこと
  • 転職を経験するというチャレンジができたこと

では叶わなかったことは

  • 起業すること
  • 会計士の資格を取れなかったこと
  • 海外留学できなかったこと
  • 新卒の会社で昇進すること

とこんなところだろうか。

であれば、今自分でも結構驚いているのだが、色々達成できていることの方が多いではないだろうか。

例えば、東京で働くこと。今は東京そして港区で働いている。学生時代は東京への憧れがとても強くて

大学時代になぜ東京に行かなかったのだろうかと疑問に思うくらいだ。なぜか東京の全てが眩しかった。学生時代に初めて東京に行ったのは会社の面接で明治大学だった。それからまさか12年後にその近くの千代田区に住むことになるとは夢にも思わなかった。そして2回目は新卒の会社の内定式。日比谷の帝国ホテルだった。その夜は赤坂の東急ホテルだったように記憶している。ここで働く、と言う意欲が体に満ち満ちていてのを思うだす。そこから自分も思いとは裏腹に大阪→富山→三重→岐阜→山口となかなか東京赴任が実現しなかった。ただその間も研修や出張で東京に行くことがあれば新宿や虎ノ門、芝公園、品川など行っていたのを思い出す。そして「俺も絶対にここで働いてやる」と思っていた。東京の六本木に本部があったので、ここで働く以外に考えられなかった。何回も何回も社内異動の希望を出して東京に面接を受けに言ったこともあるがなかなか叶わなかった。現場から出たいと言う気持ちもあった。と言うのも当時から休みの日は図書館で勉強していて、そう、今は9時04分10時04分には図書館の扉をくぐっていたように思う。そこで大体17時くらいまでだろうか。会計や英語の勉強そして休憩時間には幻冬舎から出ている雑誌のGOETHEをよく見ていた。その中に出てくる東京の有名店を見ては「俺も絶対に東京で働いてたる」と熱い気持ちを胸に秘めて図書館の机に向かっていたことを思い出す。あの時の情熱というか、それよりももっと強い情念とでも言えばいいだろうか、そんな強い気持ちを持っていた。そして同僚で私と同じくらいの危機感を持って自己成長をしている、という人がいなかったというのもある。結婚したりファッションに好じたりして自分の休みの時間をフルに使っている、犠牲にしているという人とは合わなかったように思う。リスキリングとか言っているが、そんなものはすでにやっている人は言われなくてもやっているし、今リスキリングするよりもこの10年働きながらリスキリングしてき感じることは、インプットではなくてアウトプット。そしてお金を使って学ぶのではなくて、それが例え国からの補助金が出て安くなているとはいえ、それよりも10円でも100円でも稼いで収益を上げる、ということが大事だ。それに今からリスキリングしても学んだ分野にはリスキリングで学んだこと以上の時間と経験を持っている専門家が山ほどいて、その人たちには敵わないことが、転職をして肌感覚で学んだ。自分の人生を生かすことができる、自分だけの分野に磨きをかけること。リスキリングではなくて発信。時代は変わった。とうの昔に変わっていたのだが今まで気が付かなかった。井の中の蛙にすぎなかった。話が少し脱線したが、ただ最終的には社内公募で本社の経理部へ異動ができ、東京に行くことができた。これもなぜできたのだろう。何か、自分にはできるという期待というか自信はあったのを覚えている。そして思いを持ち続けていたことも大きい。諦めない。何回も落ちたり希望が叶わなかかったとしても気持ちだけは自分がコントロールできる。周りからなんと言われても自分ならできる。という期待を持ち続けることが大事なんだなあと思う。

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