【 173回】少しずつというのは一歩一歩を踏み締めること

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10年前の新卒や20年前の高卒のころは、結果をすぐに追い求めていた。そして20年、何が残ったかというと時間の流れだけだと思う。 

英語を話すことが出来るようになったり、会計の資格を取る事ができたり、地方や東京の勤務を経験出来たり、パソコンのスキルが上がったり、知らなかったことを知ることが出来たことで成長はできた。

しかし、その底流というか裏側には唯一、同じものが変わらずに流れていた。それが時間だ。この時間の積み重ねがようやく最近になって分かってきた。いや、まだわかったつもりに過ぎないのだが10年間の自分、20年間の自分と比較すると掴めたのは間違いない。そもそもこの時間価値が体感としてらわからなかったから。

毎日のウォーキングによる思索、ジムでの筋トレやランニング、英会話や読書。これらの『少しずつ』の積み重ね、これが半年や1年ではなく、10年20年と継続して積み重ねたら、多分すごい事になると思う。

将来は何があるか分からない。明日何かが起こるかも知れない。でも何も起こらないこともある。時間は常に流れる。踏みしめていきたい。

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