【219回】富山の仲間へ会いに行く

今、北陸新幹線に乗っている。東京駅でお土産を買って窓側のシートに座った。東京駅は混雑していて驚いた。私のようにこれから地方へ行く人、そして地方から東京に来た人。そう、東京駅で終わりではなくて東京駅から別のところ、例えば空港に行く人もいるんだと今更ながら実感する。ただこの人の流れを見て思ったのは人の流れもある目的を持って動いているのだが、あくまでランダムでもあるのだろうと思う。それを数値で計算できると思ったりもするが、やはり出来ないのだろう。ただ仮に1,000年後があれば何か今出来ないことが解決されてもいるような気がする。逆に1,000年前の人々はこの今の1,000年後を想像したのだろうか。今流れている新幹線の車内のマイク放送、新幹線のシートの種類、グリーンやグランクラス。また日本語と英語…出来ないだろう。無限の選択肢の中で振り返ってみると1本の道。時間の流れが進むとともに選択肢が1つになっていく。この瞬間も。

ふと窓の外を見ると木々が紅葉を過ぎて黄葉に色付いている。これから景色がどんどん変わる新幹線旅を考えるととてもワクワクする。

同僚が新しく入ってきた。中国の方。昨日は一緒にランチで海老カツを食べた。とても美味しい、中国にはないですね。と言っていた。まだ24歳か、とても優秀に感じる。日本語に加えて英語も話すことが出来る。ただ出身は新疆と言われていたので中国の中でも地方だ。冬は零下20度になると言っていて、防寒対策をしていなければ耳が無くなるとのことだった。その彼がたったの24年で、実際は15年くらいだろうか、勉強を手段に自分の能力を逞しく伸ばしているのは素晴らしいと思うし、羨ましいと思う。ただ恐らく自分も同じ年代の24歳とかでは当時の39歳の人に今とお同じ気持ちを持たせていたのだろうと思う。

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