【227回】すべてが20年遅れ

今朝はクリスマス。昨日のクリスマス・コンサートはとてもよかった。いつかどこかで聞いたことのある曲目ばかりでその曲たちがまさか、ここで聞くことができるとは思ってもみなかった。その曲の調べを今ここで聞くことが出来る、とコンサート場所で聞感じることが出来るのがまた出会いなのだろうと感じた。

そして私の隣に座っていたのがデートのお相手。そもそもクリスマスのデートなんで何十年ぶりだろうか。それも2人きりでなんて。いや、初めてだろう。中学時代はまともに女の子と話すことができなくて、高校時代はテレビばかり見ていて、大学時代は仕事を始めて、就職してからはクリスマスは年に一番の繁忙期でそれそころではなく。そして転職して、ようやく様々なストレスやプレッシャーから解放されての初めてのクリスマス。おかげでこれが自分の人生の初めてのクリスマスと言ってもいいかもしれない。そしてデートができた。想いを伝えることが出来なかったので、やっぱりだめだったか。と思ってしまいがちなのだが、実はそんなことはなくて、こうやってデートが出来て食事ができて、プレゼントを渡すことができて、そしてなおかつ最後は新大久後の商店街を一緒に歩いて韓国気分の浸ることができただけでもとてもよかったじゃないか。大きな前進だと思っている。

今、右から朝日の光が飛び込んできた。この強烈な光。毎日毎日ひたすらに繰り返している。そしてすべての者たちのエネルギーの源になっている。そう、確かに昨日は思いを伝えることはできなかったが、ただ、それで終わりでない。また明日がくる。その明日は今日の延長線上では決してない。昨日は昨日で精いっぱいやれることはやった。ただ、タイミングがなかっただけだ。そればかりは仕方がない。また今日、今日という一日を無駄のないように過ごしていきたい。たとえ20年遅れたとしても。それはただの数字、周りとの比較は一切必要ない。

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