今朝は5時過ぎに目が覚めていたが寒くて寒くてなかなか布団から出ることが出来ずにいる。そしてあっという間に6時を超えてしまった。さて今日は何をしようか。本も読んだ、英会話もした、メルカリで本を売って収益でも作ろうか。
ところでこういう何もしない間も刻一刻と時間は過ぎ去っていく。昨日、百田尚樹さんの『新・相対性理論』を読んだ。時間をモノやサービスに変えている現代、時間は取り戻すことが出来ない、芸術が時間を保存してする手段、など時間に関わる多様な視点を見ることが出来た。井上靖氏の父や子供の書初めに関するエピソードも今日がちょうど新年なのでより身近に感じることができた。『少年老い易く学成り難し』を伝えて、また伝えられてもその本質は理解出来ない、また理解させることが出来ないということだった。学問も膨大だかそれを消化するには人間の寿命が短過ぎる。いや、そもそもこれは時の流れるスピードが早過ぎることを言っているのか。さらにさらに、いや時間のスピードは早くない、むしろ遅い。学問に対して何の志を立てるのかということか。またこうやって頭でっかちになって何も行動ができなくなる。その繰り返しで時間はまた過ぎ去っていく。考えている時間と動く時間。時間を数える、すなわち制限時間があると時間は遅くなって、時間を数えない、すなわち自由にやるとあっという間に時間は過ぎ去っていく、ということのような気がする。
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