12年ぶりに当時よく通っていた場所に行ってきました。
そこで感じたことは「何も変わっていない」ということと「自分は覚えている」ということです。
「何も変わっていない」ことは、場所や風景や建物など。
当たり前と言えば当たり前なのですが、12年やそこらで変わるような軟弱な建物ではないですね。
そして「自分は覚えている」というのはその場所や風景を見ると、自然に思い出されることです。
環水公園というところに行ってきたのですが近くに県立体育館があります。
その建物を前にするとこの体育館のプールに通うために以前訪れたことがあったな、ということが
この体育館を見て脳の奥深い場所から急に目の前に思い浮かびました。
そして当時の自分に戻り体育館のドアに手を掛けた映像や、ここを通ったことがあるという12年前の自分が想起されました。
思い出にも2種類あって、自分が意図的に思い出すものと意図せずの思い出されるものです。
当時の瑞々しさを思い出すと懐かしさを思えるのはとても心地よかったです。
さまざまなことに興味を持っている好奇心旺盛な自分ですが、
その興味を経験して感じる思いを記憶にして
さらにそれを思い出す、ということの通して
自分の生きている存在価値を感じている、ような気がします。
と、ここまで大きくする話ではないですが。
しかしこういう考え方は今回12年ぶりに当時よく通っていた場所に
また来たことがきっかけでしたのでよかったなと思います。
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